大都市と地方では患者さんの数が違うので、看護師になるのを機に上京するという方は少なくありません。
病院の規模や待遇から考えても、上京することは看護師として働くことでプラスになることも多いです。
しかし、注意しておかなければならないことがいくつかあります。
それは、上京の際の家賃です。
大都市と地方ではやはり都市部の方が賃金が良いものの、家賃の差を埋めるほどではありません。
そのため、上京に伴って上がる家賃が大きな負担になってしまうこともあります。
ただし、大都市の場合は通勤にかかる時間が短いなど、精神的な負担が軽減されるメリットもあるのでデメリットばかりでもありません。
大都市の病院で働く際には、そこの待遇と家賃などの生活費を踏まえておくことが重要となります。
病院側が寮を用意してくれている場合、家賃の負担が大きく軽減されることになるので安心です。
最近では都会と地方の両方で看護師不足が発生しているので、当人の意思次第でどちらでも選べるケースが多くなっています。
地方の人材不足が指摘される一方で、高齢化が急激に進行することで都会でも看護師不足が大きくなっていくと予想されます。
そのため、看護師の就職先の選択肢はますます広がっていきます。
人材が足りなくなっていくと基本的に待遇を良くして人材確保する病院が増えていくことが経済学上は自然ですが、様々なコストの関係でなかなか待遇を向上させることができず、上京してくる看護師から人気が出ない病院もあります。